オウンドメディア発信で差別化できる3つのポイント
2024/06/12
「オウンドメディアって一体なに?」
「競合他社とどんな差別化ができるの?」
と感じておられる企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。
宣伝や広報ツールがいくつも登場する時代なので、このように経営者の頭を悩ませてしまう現象は仕方がないのかもしれません。
ネット上では、さまざまな情報が飛び交っているため、結局会社のためにどれが一番いい方法なのか答えを出すことが困難になるかもしれません。
ただ、私が今まで様々な企業様を見てきて、オウンドメディアを取り入れて自社のPRをする企業様が増えてきていることが分かりました。
そこで今回は、オウンドメディアを利用すると、どのように広報できるのか、活用することで期待できる効果についてお伝えしていこうと思います。
オウンドメディアを取り入れる会社が増えてきた?
オウンドメディアを取り入れる企業が増えてきた背景には、マスメディアの接触時間が減ってしまったことに要因が隠れているのではないかと考えます。
新聞やテレビなどから情報収集するのが一般的でしたが、今ではPCやスマートフォンといった媒体を通して好きな情報を集めるようになりました。
この記事を読んでくださっている方も、このような消費者の動き方の変化にお気づきなのではないでしょうか。
また、情報収集だけではなく、モノを買ったり、サービスを利用したりするにも直接お店に行って選ぶことなく、デジタル端末を使って商品の購入を行うようになりました。
このような消費者の時代を背景に、オウンドメディアを取り入れる会社が増えてきたと認識しておくといいかもしれません。
オウンドメディアの活用価値とは?
私の長い経験からすると、「会社が自分で報道機関に宣伝するためのもの」だなと考えています。
オウンドメディアは、消費者に「うちの会社にはこんな商品があるよー!」と気づいてもらい、その商品を手に取り購入してもらう広告塔のようなものです。
しかし、消費者が求めていない情報を一方的に送りつけてしまうといった事件が起こりやすいのが広告のデメリットだと感じます。
その反面、オウンドメディアは、消費者のニーズに近い情報からコンテンツを作成するので、一方的に不必要な情報を送りつけてしまうといったことを避けられます。
消費者が心から求めるものを必要なタイミングで届け、リピーターにしていくことが目的です。
オウンドメディアがPR手段として役立つ?
会社を知ってもらい、好きになってもらうためには、さまざまなPRできるコンテンツを用意しなければなりません。
「でも正直、あれもこれもと作成するのは大変」
「しかも効果がなかったら最悪・・」
と悩まれる方もおられるかもしれません。
ただ、これは、ニーズが移り変わりやすい顧客に合わせてオウンドメディアを作成して、集客や販売に繋げていくものなので、手間がかかっても長い目でPRを続けていくことが必要だと考えます。
そうは言っても、効果がどれくらいあるのか心配の種は尽きないと思いますので、オウンドメディアを活用することで期待できる点をお伝えしておきますね。
1、消費者が真から必要な情報を考え届けられる
企業独自のオウンドメディアをつくることで、「消費者が求める情報」をダイレクトに届けることができ、信頼性の高いものになります。
2、インターネット上での広告費がおさえられる
費用をかけて広告を掲載するものと異なり、コンテンツの発信は基本的に無料で行えるオウンドメディアなら低コストで運用することが可能です。
3、幅広い層から集客できる
オウンドメディアは、インターネットを活用して集客を行う方法なので、お客様がどこにいるかといった情報は関係ありません。
例えば、チラシやダイレクトメールは、顧客が居住しているエリアや集客活動ができるエリアに限られますが、オウンドメディアなら日本全国の顧客にアプローチできます。
まとめ
オウンドメディアは、インターネット上のユーザーとのコミュニケーションの場であり、自社の理念やコンセプトを自由に伝えることができるツールです。
オウンドメディアを通じたコミュニケーションによって顧客との関係性を構築でき、効率的なブランディングや広告宣伝費の削減、場所を問わない集客など、さまざまなメリットを期待できます。
オウンドメディアの特質をよく理解し、うまく活用できれば、人件費などコストをかけず自社の認知度向上を目指していけるでしょう。